初心者だった私は20年程前に株式投資を始めました。その際の主な勉強法は、書籍と雑誌(投資やマネー系)を読むということでした。
今回の記事では、私の当時の勉強法をご紹介したいと思います。
株式投資の勉強法 書籍・雑誌
一応私の中では、書籍と雑誌は目的を使い分けていました。それが下記のメモです。
書籍は理論や仕組みを理解する。
雑誌は旬な生きた情報や知識を習得する
週刊誌や月刊誌のいつもの私の買い方は、コストを下げる目的のため、半年か1年の定期購読を申し込んでいます。
また、それ位は読み続けるぞという気持ち(大げさに言うと決意)でないと、すぐ読まなくなり、勉強もやめてしまうからです。コストをかけた自己投資をしっかりしないとすぐに辞めてしまいます。
・雑誌は、半年から1年の定期購読
・勉強継続の決意
・コストダウン
・コストをかけて自己投資することで勉強の継続
特に、全く知らない分野を勉強する場合は、慣れない言葉が多く、考え方や計算なども出てくると、中々理解できないことが多いです。それは当たり前ですので、安心してください。私も全く同じでした。
しかし、分からないながらも数か月も読み続ければ、理解できることが増え、段々と面白くなってきて、かつ、私の場合は走りながら(=実践をしながら)勉強するスタンスですので、実践により知識が早く整理され、整理された知識でまた実践を行い、レベルを上げていく感じです。
・理解できなくてもとにかく読み続ける。
・読み続ければ、段々と理解が進む。
・実践と並行することで、知識が早く整理でき、また整理された知識で実践を行い、レベルがアップする
株式に限らず、不動産投資を始めた時も全く同様で、書籍を読んでもなかなか理解ができなかったのですが、走りながら勉強することで、途中から加速度的に理解でき、今や不動産の基礎知識は株式より簡単だと感じています。
話を戻しますと、
株式投資の勉強法 私の勉強期間について
1年契約を1年更新して2年連続で読んでいました。だいたいその2年間が私の勉強期間にあたると思います。もちろん会社員の片手間ですので、まったりと2年間という勉強密度です。
・初めの1年間は、理解できないなりに、隅から隅まで目を通すような読み方をしていた。
・2年目は関心のあるページだけを読むようになっていた。
・1年目である程度の知識が既についていたものと思います。
ところで、株式投資も奥が深く、必要となる知識はどこまでも広げたり、掘り下げたりできます。そのため、全ての知識を身につける前提で勉強するのは難しいと思います。どういった投資方法を取るのかで、知識の内容やレベルも変わってきます。
よって、おすすめは、
まずは「放置する副業」を理解・実践できるレベルの必要な知識を身につけることです。
というのも基礎的な知識だけで十分ですので、まずはそのレベルを目指して勉強する。
その後、色々な投資をされたいということでしたら、それに必要な知識を追加で積み上げればよいと思います。
勉強が終わらず、投資そのもののスタートが切れないようでは、いつまでも資産は増えないことになります。
私は下記の参考のようなタイプです。
株式投資も不動産投資もやると決めたら勉強しながら、走り始めるタイプです。そのおかげで、失敗や成功を体験しながらすぐに生きた知識になっていきました。
それが良いかどうかはわかりませんが、頭でっかちになるより実務家(実践者)が私の好みのスタイルです。
株式投資の勉強法 おすすめの書籍・雑誌
私が勉強した書籍や雑誌、今ならこの書籍を読むというものを下記の記事で紹介していますので、ご参照ください。
なお、初心者の頃(ド初心者というよりは少し経ってからです)、雑誌は下記の3冊を定期購読していました。
1「日経マネー」(月刊誌)日経BP
2「オール投資」(隔週誌)東洋経済新報社
3「タイトル失念」(恐らく月刊誌)(確かデイトレードかデイトレーダーなんどか)日本経済新聞社
1については、上述の別記事の「おすすめ雑誌のコーナー」で記載しています。このマネー誌のおかげで、その後、生命保険や年金制度や、私的年金の考え方など、投資も含めたお金関係全般の勉強となり、自分なりに多くをアレンジして実践してきました。
下記は「雑誌のオンライン書店 fujisan.co.jp」の「日経マネー」のページです。定期購読だと5%オフもあり、お得です。
2については、同じく当初2年間定期購読し、その後も少し期間を開けて、定期購読を再開したりと、お気に入りでした。この雑誌で株式投資を始めとする金融投資全般をかなり勉強させていただいたのですが、現在は休刊中でご紹介できず非常に残念です。
代わりに、少し前に定期購読した別の雑誌を上述の別記事の「おすすめ雑誌コーナー」でご紹介しています。初心者向けではありませんが、少し経験した方に向けておすすめできます。
下記は「雑誌のオンライン書店 fujisan.co.jp」の「オール投資」のページです。休館中ですが、バックナンバーは購入することができます。
3については、デイトレーダー向けの雑誌でしたので、当時の私のレベルではかなり難しく(恐らく今でも)、ついて行くのが精いっぱいといった感じでしたが、それでも1年間定期購読をしている間は一通り目を通していました。
株式投資の勉強法 書籍・雑誌以外の勉強(情報源)
さて、書籍、雑誌以外に参考としていたのは、口座開設した証券会社の投資情報、そして外為に強い東京銀行(当時は、東京三菱銀行。現、三菱UFJ銀行)の円ドル(ユーロ)チャート分析を良く読んでいました。
株式投資の勉強法 証券会社の投資情報
個別銘柄分析レポートなどや四季報の財務情報なども口座を開くと見れるようになる仕組みだったので、複数の証券口座を開設し、いろいろと参照させていただきました。当時、初心者で企業分析などできない私は(今でも大した分析はできませんが)、プロが分析した企業ごとのレポートを読んで、現在株価、将来見込株価、チャート分析などいろいろと参照しながら、投資銘柄と投資タイミングを考えていました。
・証券口座開設 ⇒証券会社のサービスを受けれる
・個別銘柄分析レポートなど、四季報の財務情報
・プロが分析した企業ごとのレポートを読んで、現在株価、将来見込株価、チャート分析など参照しながら、投資銘柄と投資タイミングを検討していた
・マネックス証券
もっとも参考としているのが、当時から現在もマネックス証券です。個別銘柄ごとにアナリストによるレポートが時系列に掲載されています。
現在も投資する前には、最低限、目を通すレポートです。
また、下記優遇条件を満たす方向けのレポートである、JPモルガンとTIW(IFIS)のレポートがあり、投資推奨か否かや、目標株価や到達予想期間などの記載もあり、非常に重宝しています。
優遇条件:
NISA口座またはジュニアNISA口座を保有されている方
課税口座で現物株式残高または信用建玉残高のいずれかがある方
課税口座で1年以内に現物株式・信用取引・ワン株取引のいずれかをされた方
口座開設後しか見れませんが、口座開設を持たれている方は、次の場所にあります。
マネックス証券>レポート・セミナー>アナリストレポート内
口座開設自体にコストもかかりませんし、入金の必要もありませんので、口座開設をおすすめします。マネックス証券は私も20年近く使っているネット証券です。
株式投資の勉強法 銀行の為替情報
為替に関しては、外為銀行であった東京銀行と合併した現三菱UFJ銀行の外為チャート分析のレポートを毎週目を通して、外為チャートや今後の先行きやターニングポイントとなる可能性のある地点などをチェックしたり、勉強したりしていました。
長い間チェックを続けていたと思います。当時は無料で銀行のHPにアップされていたのですが、残念ながらこれも今はなくなってしまっており、ご紹介できないのが残念です。
なお、「今週の為替相場見通し」「今月の為替相場見通し」は現在も継続されています。参考になりますが、正直私レベルだと難解です。ご参考まで。
(三菱UFJ銀行>産業・経済レポートとマーケット情報>外為マーケット情報内)
・外為チャート分析レポート(ドル、ユーロ)の週次、月次、年次、超長期などを更新の都度チェックしていた。週次レポートを毎週チェック。
・外為チャートや今後の先行きやターニングポイントとなる可能性のある地点などを勉強もかねてチェックしていた。
株式投資の勉強法 日本経済新聞
日々は日経新聞の1面からマーケット情報までのページを結構読みこんでんでいました。新聞も意識して読むために、株式を所有している(所有予定の)企業の記事をスクラップして、時系列で読めるようにしたりしていた時期もありましたが、今は日経電子版があればWEB上でスクラップできるので便利です。
日経新聞は他紙よりも投資の目線で読むには参考になると感じました。日経を読み慣れると他紙とのボリューム感が異なるため、他紙を読んでも読んだ気にならなくなりました。必ず読まないと投資できないわけではありませんが、同じ読むなら投資家は日経新聞がおすすめです。
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